更年期の不調がひどくて、眠りが浅く体調も良くない日々が続いていたとき、ご主人には「イライラして別人のよう」と思われてしまっていたというNさん。「陶板浴を朝晩続けるようになって、質の良い睡眠が確実にとれ、変なイライラがほとんどなくなりました。今の体調は高め安定。最近は体を少し鍛えたいと思っています」とにっこり。
インタビュアー:まず、陶板浴に出会うまでの、Nさんの経緯を教えてください。
Nさん:ずっと仕事に明け暮れていまして、40代から子育ても加わって、長年運動不足の体です。会社勤めをしていた20代、30代は、毎週末フルコースのマッサージで月に5万円以上かけていました。40代に差しかかったとき、妊娠・出産を経験し、高齢出産の母親として子どもを育てているなかで、自分の体の状態がよくないことに気づかされ、腰痛、肩こりもひどくなる一方になりました。血圧が高めだと健康診断で言われ始めたのもこのころでした。体が硬いと血管も固い、ということも知りました。「人生の後半、まだ子どもも小さいのにこれじゃだめだ、運動を始めよう」と決意し、ジムのホットヨガとピラティスに週替わりで通いました。体重も数キロ減り、体が楽になって、数年続きましたが、そのうちこどもを預けて次の会社勤めをするようになり、ジム自体、通わなくなってしまいました。
インタビュアー:ジムではホットヨガやピラティスのレッスンを選んでいらしたんですね。
Nさん:はい。運動は苦手なのでマシンはあまり使いませんでした。温かいスタジオでのレッスンが好きだったのと、スパがついていたのでよく利用していました。当時はまだ40代で、体のメンテナンスも大事でしたが、ダイエットが着実に進むのが楽しくて通っていました。
インタビュアー:ジムに通わなくなったあとは、何か体によいことは。
Nさん:子育てと仕事を両立していくなかで、運動をしようという気が起きなくなり、当時流行になりはじめた岩盤浴のサロンが近くにできたので、そちらに通うようになりました。汗をかくと気持ちよくて、こちらも数年、不定期で通っていましたが、月に1回がせいぜいで。家族とドライブに出かけるときは日帰り温泉をリクエストしていたのもこのころです。
インタビュアー:温まるのはお好きだったんですね。でも岩盤浴や温泉も頻繁にはいけなかった?
Nさん:そうですね。仕事が忙しく、こどもの送り迎えなどで、平日は時間をとるのが難しいし、土日も疲れてぐったりで。そうこうしているうちに体によいことをしないまま50代を迎えてしまい、本格的に更年期の症状が出始めたんです。
インタビュアー:具体的には?
Nさん:まず生理不順と経血の量の多さ、これはある程度想定内でした。次に手のしびれとこわばり。これは当初、更年期の症状だと思って婦人科を受診したのですが、数値的に卵巣はまったく正常と言われ、糖尿病を疑われ、内科に差し戻されました。検査をし、糖尿病ではない、ではなぜ、となりましたが、結局、もともと卵巣の数値が良すぎたのが、普通程度に落ちてきて、その差が現れたようでした。自分なりの更年期には入ってきていたということです。PMSの強い症状が、生理のたびにあれこれ出ました。不眠、浅眠、寝起きの悪さ、頭痛、腰痛、全身の筋肉痛、嘔吐感、膨満感……。冷えとのぼせが交互に来たりもしました。それと、つらいのが鬱っぽい症状でした。どんな小さなことにもイライラして、どなったり、泣いたりもしました。夫からは「別の人のよう」とか、「妊娠中のノイローゼみたいなイライラしてた頃に似ていた」と言われまして、体調が多少もどったときに正気になって、自分から謝ったほどです。
インタビュアー:自分でもどうすることもできないほどだったんですね。
Nさん:そうなんです。妊娠中と似ているという意味では、やはり女性ホルモンの変化ではあるのだと思います。情緒が乱高下しているというか、自分の体が自分のものではないというか。
インタビュアー:そんな中、アップワンの陶板浴をお知りになった。
Nさん:はい。たまたまネットを見ていて、家にサウナや岩盤浴を設置するにはいくらくらいかかるのかな、高いな、とか。でも血圧が高めだからサウナはダメか、とか。漠然と考えていたとき、ふと陶板浴を見つけたんです。岩盤浴は知っていたけど、陶板浴ってなんだろうと。陶板焼きの陶板という字だから、タイルや陶器かな、くらいの、最初は興味本位でした。
インタビュアー:なるほど。
Nさん:無料体験期間が7日間もある、効果を感じられなかったら返送する料金だけ払えばいい、と知って、なんとなくリビングのこのあたりに置こう、とイメージがわき、寝転がってテレビを見たり本を読んだりしよう、と思って楽しみになり、申し込みました。
インタビュアー:不安はありませんでしたか?
Nさん:ダメ元で、無料体験だけ申し込もうと思い、電話してみて、電話にお出になった方がとても落ちついた感じの女性の方で、ていねいに説明してくださったので、不安はまったくありませんでしたよ。
インタビュアー:そして、送られてきて、いかがでした?
Nさん:はい。しっかり梱包されて送られてきて、説明書など見まして、電話の時もそうですがとても誠実な印象をいだきました。すぐに開封し、高級感のある木製で、ツルっとしたタイルが敷いてあり、コンセントに差して、電源ボタンを押し、温度を40度に設定し、寝転がってみました。なるほど、こんな感じなんだな、あったかいな~と思っているうちに、うとうとと寝かけまして。
インタビュアー:みなさん、よく寝てしまわれるそうです。
Nさん:30分経ったときは、まず「頭がすっきりした」という感覚が大きかったです。仮眠したのだから当たり前かな、とも最初は思いましたが、重かったスーッと軽くなりました。届いたのは会社から帰ったときで、ふだんならソファに座りもせずにすぐにこどもの夕ごはんの支度、たまった家事を少しでも片付けなきゃ、という疲れのピークタイムなのですが、帰ってすぐ30分だけ陶板浴の上に横になったあと、その日の夕方から夜にかけてなんだか元気で、ニコニコと家事が片付いたのを覚えています。
インタビュアー:その後の7日間の無料体験期間は。
Nさん:はい、その後は朝起きてすぐと、帰宅してすぐに20分か30分温まりました。今は責任もありプレッシャーの大きい仕事についているのですが、朝仕事に行きたくない、体がつらい、ということがだいぶ減りました。つらい更年期の症状が出るには出るのですが、朝晩温まることで、かなり和らいでいると思います。
インタビュアー:具体的には?
Nさん:翌朝の寝起きのよさです。もともとは寝起きだけはよかったはずなのに、更年期にさしかかり、寝付きがとても悪くなりました。ちゃんとお風呂に入って11時にベッドに入っても、浅いところでウトウトしながら仕事のことがずっと頭にあり、寝なきゃ寝なきゃと焦って気がつくと2時3時、となっていたのですが、陶板浴で温まってから寝ると、気がつくともう朝で、「よく寝たー!」と声に出して起き上がるほどです。
インタビュアー:寝つきもよくなり、深く眠れるようになった。睡眠の質がアップしたということですね。
Nさん:そうなんです。起き上がるときも、以前は布団の中でもうちょっと寝たい、という感じでしたが、陶板浴をしてから寝ると、ぱっと目が覚め、軽く、両手両足を持ち上げてぶらぶらさせて、気づいたらすっと起き上がっています。
インタビュアー:それはすごい。他にもよくなった点はありますか?
Nさん:お通じの質がよくなったという実感があります。以前は、更年期症状の出がちな生理の前は下痢か便秘かどちらかに必ず偏っていましたが、お通じが定期的に、いいタイプの便が出るようになったと感じています。それと、PMSでいちばん感じていた頭痛、腰痛、それと嘔吐感が和らいでいる実感がありますね。女性ホルモンのバランスがうまくいかなくなりつつある自覚はあって、それはそれで徐々に受け入れていく必要があるとは思っています。この期間がどのくらいこの後続くのか、閉経を迎えるまでどうつらいのかは大体わかってきたので、それまでの間、体を冷やさない、体を温めるということが、更年期を上手に過ごすカギだなと思い、無料体験の7日間のあとも、末永く使いたいという確信があり、購入させていただくことに決めました。夫も、私のイライラがなくなったことに気づき、ほっとした、ほんとによかったと言っています。今は夫も帰宅後よく温まっています。
インタビュアー:心もからだも元気になってきたんですね。
Nさん:この先ずっと陶板浴を近くに置いておきたい、隙あらば30分温まりたいという気持ちが夫婦ともにありますね。仕事が忙しいので、どこかへ週1とか週2で通うというのは実際難しいですし、家で毎日、朝晩、本当に体の芯からじんわりあたためてくれる陶板浴は、私には大切な存在です。更年期対策、エイジング対策、心身の疲れ対策として離せないものになりました。最近は、気分が安定してきたからか、少しは運動も再開して体を鍛えたいとも思っているほどです。婦人科も定期的に受診しながら、陶板浴といっしょに、自分の体を見守っていこうと思っています。
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