こんにちは。
今日は「なぜ体を温めることがそんなに重要なのか」について。
なぜ体を温めることがそんなに重要なのか。根本的な話、亡くなった人の体は、冷たいですよね。なぜ冷たいかというと、全身を流れていた血が、もう流れていないからです。
亡くなった人の体は冷たい、そして生まれた赤ちゃんの体は温かい。
あたりまえで、自然なことです。
人の一生の流れを、4つの漢字で表して、「生老病死」、とすることがあります。
生まれて、老いて、病となって、死ぬ。
一見、なんだか絶望的な感じのする漢字の並びに見えますが、
これはごく自然で幸せな一生の順番でもあります。
生まれてすぐに亡くなる命も、老いる前に病となることもあるのですから。
こうして今を生きている私たちは、若者も年配者も、
生まれた瞬間から老いに至る経過の途中。老〜病のその間で、
まあ日々じたばたしているということになります。
全身を流れる血の話に戻りましょう。
平均して、老人の体温は低く、こどもの体温は高いです。
「生老病死」の「生」のスタートの地点にいるこどもは、血液の流れが活発で、旺盛。
できたての体は毛細血管が体中へとどんどん伸び、成長します。
その先端まで、作りたての血液が流れていっているから、体温が高めです。
(新生児の平熱は36.5〜37.5度)
そして「生老病死」の「生」のスタート地点からはだいぶたち、
さらに成長期のピーク(20代)から経過していくと、
全身に延びた毛細血管の末端にまで血をめぐらせようという機能が衰えていきます。
手や足など末端が冷えてくるのもわか
りますよね。
毛細血管はもとより、そもそもの太い血管、血の塊のようなものである内臓たちにも、
新鮮で豊富な血流がいつも必要なのに、
それが滞ったり足りなくなったりしていくと、
その機能も不具合を起こしやすくなっていきます。
年をとると、代謝が衰えていき、血の巡りが衰えるため、平均体温は低くなる。
でも、加齢や老いは誰にでももれなくおとずれるけれども、食習慣・運動習慣、そして体をあたためるかあたためないかの差で、体温の差はとても大きいです。
現代社会の環境やストレスが体温を低くさせているともいわれます。
食習慣で、なるべくよい血液が、運動習慣で、なるべく全身を活発に流れるように。
そして3番目に、物理的に冷やさない・外からしっかりあたためる。
その3点を心がけて、現代社会をのりきっていきましょう!
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* * 編集後記 *
全国のクリニックや医療従事者の方々から、
「陶板浴をスタッフの福利厚生に使っていて、
ランチのあとに15分の陶板浴を推奨しています」
「デトックスのため利用しています」
「更年期の悩みでおとずれる患者さんの待合室に置いて喜ばれています」
「クリニックに置いて評判がいいので、家族のために家に置いたら、
愛犬が陶板浴大好きになってしまいました」
というものまで、うれしい声が届いています。
じんわり優しく温まって究極のリラックス効果、くつろぎのひとときを、
ぜひ一度体験なさってみてください。
ワンちゃんは自分から陶板浴の上に寝そべる子もいるようですよ。
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